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イルカ漁のお話があったので

2005年07月24日

イルカ
美ら海水族館 バンドウイルカ(イルカラグーンプール内)
水槽の枠線が邪魔くさいですね。目を細めるイルカが良い感じです。

トラックバックピープルの水生生物関連ニュースにある
イルカの記事が気になって私も色々と調べてみました。

記事と言うのは下記の2つで、どちらの記事もとても興味深い
内容です。

日本とイルカの現状(Soup's On)
イルカ漁の今昔(ダメ男なディレクターの妄想日記)

日本のイルカ漁に関するお話で、それが海外で有名なこと、
それほど日本人は知らないこと、イルカ漁ってどうなんだ?
という疑問、海外からそんなにバッシングされるほどのことなのか
など興味が尽きません。

以下、知識の足りない管理人の現時点での考え

イルカを捕ることは悪いこと?
面倒なので結論から。
捕ること自体は悪くないのでは。しかし、頭数制限は必要。
 それが守れないのなら一切捕らせなければ良い

でもね、正確なデータを見て考察しているわけではないので
素人の浅い考えである可能性が高いです。


まずは雑文
わかりません。それは、マグロは良くてイルカが駄目な理由が
わからないのというところで、
減っているという点ではどちらも同じかと。

では、牛は良くてイルカが駄目だとすれば、イルカを養殖して
増やせるようになればよいのでしょうか?
これもイルカは知能が高いからという点で反対する人が多い
でしょう。
色々読んでみると、知能が高いからという理由で反対する人が
多いことが良くわかります。

中には「水銀などが大量に蓄積しているから
という理由もありました。
これはちょっと卑怯かなとも思います。これを理由とするなら
根本的な問題に対する記述があっても良いのでは。
とは言うものの、問題が大きすぎてというのもあると思う。
例えば、外来生物のバス問題で有名な「生物多様性研究会
多様性の問題ですが、「種の多様性に関して論じる」とトップに
書いてあります。問題の大きな「生態系の多様性」については
検討不可能だと。しかし、一言書いてあるだけで安心感があるのは
たしか。
水銀についての過去記事

イルカ漁に対する否定的な考え
現時点で思うのは、3点。
1.制限を超えた捕獲
  イルカやクジラ(正確にはどちらもクジラですか。。。)などは捕ってよい
  個体数に制限(各漁港単位?)がありますが、実際に守られているのか
  わからないという点。
  そして過去そういう事実がある点。

2.昔から捕獲
  昔の捕り方と今の捕り方は同じ追い込み漁(イルカです)であったとしても、
  全く同じとは言い切れないのでは。
  要するに獲れすぎる、イルカを家族単位で根こそぎ捕れてしまうなど。
  昔から捕っているという理由はあまり正当な理由とは言えないかも
  しれません。
  クジラも捕鯨船のあんなに凄い槍があり、衛星でも何でも使って捕ろうと
  思ったら根こそぎ捕れてしまうのではと。。。

3.社会的
  世界レベルで批判を受ければ止めざるをえないということもあるかもしれません。
  イルカを捕らなくても何とかできるという考えもあります。
  DEEPBLUEの制作話の中でもイヌイットの話が出てきますが、彼らは
  イルカを捕ることを許可されているそうです。
  それは生きるためにイルカを捕るしかないから。
  肯定のところでも書きますが、今の日本でイルカを捕らなければ生きていけない
  ということも無いかもしれません。
  ※生きるために捕るしかないという判断基準は非常に曖昧です。
    そして、彼らは捕るしかない先住民であることを強く主張されます。
    先住民生存捕鯨(ハイ・ノース・アライアンス)

イルカ漁に対する肯定的な考え
1.昔から食べているひとがいる:食文化
  世界中の国々で色んな変わった生物を食べているでしょう。
  犬なんかもそうですが、別に批判する気にはなれません。
  ※これは食べざるおえないところと、そうではないところでも
   意味は違ってくるとは思いますが・・・捕っている人が裕福で
   且つ金目的にということであれば若干嫌悪かもしれません。
 
2.知能が高い生物
  マグロを食べるのは野蛮と言われたら受け止められますか?
  絶滅危惧ということであれば話は全く別ですが、生き物食べるのに
  野蛮も糞もあるかと。
  反対に言えば、知能が低ければ良いということに。

3.汚染
  イルカやクジラが減っている一番の理由が汚染の為であった場合、
  イルカ漁を禁じられた漁師たちの生活を誰かが支えるべきでしょう。
  漁師全員に「イルカウォッチ」の職を与えられる?
  もしくは税金でしょうか。はたまた反対者の方が考える?
  ※妄信的な生物保護の活動が本来考えなければならない根本的な
    部分をわかり辛くしているという面があるかもしれません。

最期に
イルカの捕獲映像も鴨(ガチョウ?)への餌付け映像も同じくらい嫌悪感を
抱いたことは確かです。今後も色々と調べて話題に取り上げてみたいと
思うようになりました。

私自身水槽で魚などを飼育しているという点で生物に対するエゴがある
わけですから、私の意見はエゴだらけかもしれません。
読んで気分を悪くした方にお詫び申し上げます。

■読むと良い記事
 ・肉食について~イルカから考える人の食文化~その0(みどりうか)
 →シリーズの第一弾とのこと。今回は触り^^
 ・捕鯨問題(Wikipedia)
 →捕鯨に関する問題点が非常にわかりやすく整理されています。
 ・捕鯨問題に見る異文化の対立についての考察
  (愛媛大学農学部)
 →政治的な捕鯨反対への動きなど。
 ・WWFが調査捕鯨を批判(それでも地球は回る)
 ・鯨肉喰らうべし(思索的文筆)
 →記事中で紹介されている論文は一読の価値ありです。
  こういう論文を見つけられるって凄い。
 ・イルカ漁や犬猫食への結論(mutter away)
 ・質問:イルカ追い込み漁について詳しく知りたいと思います。
 ・質問:イルカを食べてはいけないのですか?(上記共に教えて!GOO)

■この後の記事
イルカ人間 「イルカと海へ還る日」(2005年08月10日)
対テロリストの軍用イルカ(2005年09月27日)



投稿者 ketumedo : 2005年07月24日 18:21

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このリストは、次のエントリーを参照しています: イルカ漁のお話があったので:

» 肉食について~イルカから考える人の食文化~ その0 from みどりうか
このシリーズを書く前に、まずはそれまでの経路をたどりたく思います。 始まりは05/06/14に魚・生物ニュースTBへトラックバックされた以下の記事だった。 [続きを読む]

トラックバック時刻: 2005年07月26日 01:45

» 肉食について~イルカから考える人の食文化~ その1 イルカ漁は虐待行為か from みどりうか
日本は四方を海に囲まれた島国です。 それゆえ海の幸が食卓に上ることも珍しくはありません。 日本の海産物は多種多様であり、海外では食用とされないようなモノでも... [続きを読む]

トラックバック時刻: 2005年07月29日 01:10

» 肉食について~イルカから考える人の食文化~ その2 イルカ漁の問題点とその方向性 from みどりうか
個人的には、イルカ漁は日本における伝統漁の1つでしかないと考えている。 しかしながら海批難の声が上がるからには、彼等には彼等なりの主張というモノがあって当然だ... [続きを読む]

トラックバック時刻: 2005年07月30日 06:15

» 肉食について~イルカから考える人の食文化~ その3 続・イルカ漁の問題点とその方向性 from みどりうか
さて、私がこの5つの中で一番問題と思っていることは、 「5.イルカ肉が汚染されていて食わない方が良いのに流通されている」であったりする。 ただ私が問題と思う... [続きを読む]

トラックバック時刻: 2005年07月30日 06:16

» イルカシリーズ from みどりうかブログ
◆イルカシリーズ◆ 肉食について〜イルカから考える人の食文化〜 その0 肉食について〜イルカから考える人の食文化〜 その1 イルカ漁は虐待行為か 肉食につ... [続きを読む]

トラックバック時刻: 2005年11月26日 11:55

コメント

おらも取り上げようかと思ったが、論点がビミョウにズレまくってると感じておらは触れなかったりしました( ̄~ ̄。
でもせっかくなので、おらもここで語ろうかと迷惑にも思いました。
と思って書き始めたら、さわりの部分だけでとんでもない文量になってきた。困った。
だからあとでみどりうかで詳しく書きます。

とりあえずコレだけは言いたい。
ブタは高等生物です。
知能は犬並かそれ以上と言われています、イルカも犬ぐらいとか言われてます。
では何故ブタは食べて良いのか?という話になっていろんな意見が出てくるわけですが、私個人としての意見は次の通りです。

ブタは何でも食べるし子供いっぱい産むので、肉としてみれば効率がよい。

それだけです。
昔の中国だかインドだかではトイレの下にブタを飼っていたという。人の糞尿でさえエサとして食べ、残飯でもなんでも食べてくれる、しかも大きく肥沃に育って子供もいっぱい産む。
ある意味牛も似ています、草食って大きく育って牛乳まで出す、食料として見れば便利な生き物。
鶏も然り、短期間で大きくなってけっこう何でも食って育って、他の鳥よりもたくさん卵を産む、すごい便利な生き物。
畜産になっている生き物は、多かれ少なかれこういう事情があって飼われ、品種改良されてきました。
もちろん陸上で飼育できること、過密でもそこそこ平気なこと、これらも肉を育てることを考えたら大事な要因。
でもそれがイルカだと、大量の水もいるし魚もあげないといけないし、肉として見れば飼う効率は良くないんです。今の人間にはね。
だからもし海の中に住める人類(半魚人)がいたら、たぶんブタよりもイルカやクジラを畜産することでしょう。逆にブタを捕まえて海に連れ帰ったら「この野蛮半魚人め!ブタは高等生物だからかわいそうだろ!!」と言われたりするかも知れません。

だから畜産として見るならば、畜産に向いているブタと向いていないイルカ、というのが正確でないですかな。
もし日本に昔から山にブタが大量に溢れてたら、きっとイルカとらずにブタ捕っていたことでしょうね。

投稿者 りうか : 2005年07月25日 02:55

TBありがとうございました!
この問題は本当に難しいですよね!
自分で書いた文は面白いぐらいに感情論なんですが
とりあえず、日本にいたときにまっっっっったく知らなかったのがショックでした
海外に来て、自分の国について見直すことがよくあります

この話題を話していてたまに「伝統文化」を守るみたいなことをおっしゃる方がいたんですが・・・
伝統には、悪いものも良いものもあるのでその理由は何気に受け付けないましたです
文化だらといえば、人食い文化とかもありますしね

難しい・・・と、しかいいようがないですが
とりあえず、イルカ漁が国際問題になっているという認識が出来ました

なんだか、書いていて何書いているのかわからなくなりましたが

ありがとうございました

投稿者 ました : 2005年07月25日 16:41

紹介していただきありがとうございました。
僕は全く勉強不足でそれこそ素人の浅い考えなのですが、イルカのことを大事に考えたいとは思っていますし、人間との‘いい関係’が築ければなあと思っていますが、感情的反発も強いだろうし、捕殺に対する反対の声が表面化する段階では、話がこじれてしまう危険なんかもあって、本当に難しいテーマですよね。折に触れて、また自分なりに考えていきたいと思っています。

投稿者 bumeko : 2005年07月25日 22:39

>りうかさん
早く書いてください!(笑)
と、冗談はさておき。

この手の倫理観と文化のぶつかり合いって難しいですね。
倫理的に多くの人が非難するのであれば、某国の胎児を
食べる習慣も国レベルで禁止なんてこともあるのかもしれません。

金さえあればコンビ二で何でも買えるなんてこの時代では
イルカの肉をわざわざ食べる必要もないか?という気持ちと、
他人が何を食べようが勝手だろ、野蛮も糞もあるか?
という気持ち。
う~ん。。。わかりません。

ということで、あとはりうかさんが書いてからコメント行きます^^

>ましたさん
いつも思うのですが、何か気になる事実があったときに、それを
声に出して言うことはとても大切なことだと思います。
私も生物に対する知識も足らず、自分勝手な意見を書いています。
もちろん世の中の全てのことに気にとめて自分の意見を発信するなんて無理ですから、自分の気になったことを記事にしていくということはとても素晴らしいことかと。
私は書いたことが間違っているとしても良いと思って書いています。いつかわかったとき、教えて貰ったときに訂正なんていくらでもできますから。

少なくとも私はましたさんの記事を読んで気を引かれた一人です。また海外での気になる生物関連のお話があればぜひぜひ教えてください^^

楽しみにお待ちしております。


投稿者 メド : 2005年07月25日 23:15

>bumekoさん
bumekoさんの実際に食べるという視点での興味深いお話、とても勉強になりました。私はイルカを食べたことがないのでイルカ料理も全く知りません。だからこのお話に対する実際に食べている方の気持ちは全く想像ができませんでした。
私も書いてみようかなと思ったのはbumekoさんのおかげです。

国内でも反対の声が広がればイルカ漁は禁止ということになるかもしれません。でもその前にたくさんの人がいろいろな意見を目にすることができる状態であることが良いことかと思います。

私もまだまだ知識が足りず大したことが書けませんが、また機会がありましたらぜひお話しましょう^^

投稿者 メド : 2005年07月26日 00:07

その1書いた…(=ω=
でもまだまだ足らん…(=Д=
ただ…1つだけわかったことがある…(=ω=
おら長文すぎ…orz

投稿者 りうか : 2005年07月29日 01:12

いえいえ、楽しく読んでますよ。

この問題というかお話はよくよく調べていくと、政治的な背景や、各保護団体の思惑など非常に難しい裏の事情などあり、簡単には自分の中での結論が出せないなと思いました。

りうかさんの生物視点から考えるといった切り口もとても興味深いです。(いや、それを忘れているからおかしいことになっているとも考えられます。)
私も現在ネット上でだけですが資料・お話集めを頑張っていますので、少しずつまた記事にしたいと思います。

投稿者 メド : 2005年07月31日 12:27

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