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鯨とグリーンピース
2006年01月22日
日本大使館前にクジラの死骸=環境保護団体が捕鯨に抗議-ベルリン(YAHOO NEWS)
テレビでも報じされていましたので、かなりの方がご存知かもしれませんが、グリーンピースがドイツの日本大使館前にナガスクジラの死骸を置き、調査捕鯨反対を訴えたという話がありました。
「調査なら漂着する死骸でもできるだろ」ということらしい。
このニュースだけ見ると、「なぜ突然?」と疑問を持たれる方もいるかもしれませんが、このちょっと前に日本の調査捕鯨団とグリーンピースの衝突があったようです。
衝突の内容ですが、文字通りの船の衝突からミンククジラを守ろうとしたグリーンピースのメンバが海に落ちたなどなど(海に落ちたことが実はでっち上げだったことを公開されてたとのこと)。
このことから、大使館前の行動はこのことに対する報復ではないかと思われる訳です。
ここで、反対されている調査捕鯨って何なのかですが、IWC(国際捕鯨委員会)の定めた国際捕鯨取締条約8条に規定されており、計画書を提出すれば加盟国のどの国でも行って良いとされている捕鯨。
具体的な調査内容は年齢や食べ物、いる場所などを行っているとのことで、目的は鯨類の持続的利用や鯨の食べている魚の種類や量から鯨以外の魚類資源への影響などを把握することにあるとか(※1参照)。
ただし、日本の始めた調査捕鯨に関して時期的、提出した計画書の内容などに問題があった(※2参照)という話しも過去あるので絶対的に正しいというわけでもない。(脱線:日本の捕鯨が伝統的な行為であったということを単に主張してしまうと、近海での捕鯨のみに限定され希望している南洋での捕鯨を主張できなくなるという考えもある。)
と、色々書いてはみましたが、科学的検知に基づいた捕鯨活動は行っても良いのではないでしょうか。日本国内での調査結果では75%の人が賛成しており、元資料がどこにあったかわからなくなってしまったのですがアメリカ等で行われた調査でも60%ほどの人が賛成していたと思います。
少なくとも感情的(もしくは寄付を募るための行為として)行ってきた捕鯨反対活動はもう要らないのではないでしょうか。ただし、グリーンピースのやっていることすべてを批判しているわけではありません、グリーンピースジャパンなどのHPを見ると興味深いなと思う内容もあり、それだけに最前線で頑張っている人たちが勿体無い(!?)と思ってしまうこともあるわけです。
※1
水産庁 水産資源の持続的利用を考えるページ
※2
1987年試験調査捕鯨、1988年から本格的に始まった調査捕鯨。しかし、1985年から10年間のモラトリアム(捕鯨の禁止・再考)が決まり、それに対して意義を申し立てた日本が86年、87年は捕鯨すると宣言。88年以降は捕鯨しないのかと思いきや、88年からの調査捕鯨となった。
また、調査捕鯨を申請する計画書の内容もミンククジラ825頭、マッコウクジラ50頭と、ミンククジラに関しては前年の4割におよぶ内容であったことが批判の対象となった。
(参考文献:鯨イルカ雑学ノート 編著:鯨者連)
■関連記事
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投稿者 ketumedo : 2006年01月22日 10:02
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コメント
なんかあれね、
クジラを置いたけんは抗議というより子供の嫌がらせのように感じた、おらは。
まるでベジタリアンが肉食家が気に入らないからと、病気で死んだ牛をその人の家の前に放置した、とかそういうレベルの話だべ。まぁそんな非常識なことするベジタリアンなどいないのでベジタリアンな人は引き合いに出してすまんすが(=ω=A;
インパクトはあるでしょうが、おらにはそれこそクジラの尊厳を損なう愚行に思えます。
本当にクジラが高い知能をもっている生き物だと思うのであれば日本に漂着している多くのクジラ同様埋葬してあげればいいのですが…そこいら辺はどう思っているのかグリーンピースな人に聞きたいところです。
投稿者 りうか : 2006年01月22日 21:04
りうかさん、こんばんは^^
>クジラを置いたけんは抗議というより子供の嫌がらせのように感じた、おらは。
文字通り「嫌がらせ」以外の何ものでもないように思います。それとも、インパクトのあることをやって捕鯨問題の再認識を促すつもりでもあるんでしょうかね。
まあ、「グリーンピースがやった」といっても大きな組織ですから、どれくらいの人が計画したのかも気になりますが・・・
>おらにはそれこそクジラの尊厳を損なう愚行に思えます。
死んでしまった鯨は晒されても良いと思う人がいるってことですね、「晒されても意味があるからいいんだ」なんて理論を持っている人たちがいるんでしょう。
私には理解できませんが。
先日もテムズ川に迷い込んだ鯨のニュースがありましたが、必死に救おうとする反面、死体を晒す行為を何とも思っていないとはちょっと考え辛いかなと。
ヨーロッパの人たちの意見とかどっかいったら読めるかな・・
ニュースが読めるくらいの英語力がほしぃ。
投稿者 メド : 2006年01月24日 00:43
このパフォーマンスからは「クジラの死体はどう扱ってもいい」というよりは
「生きているクジラが大事」というメッセージを感じました。
死生観の微妙な違いなどもあって逆もまた真なりとはならないから
いろいろと難しいですね。
グリーンピースの行為への一般の意見が読めるところは知らないけど
検索でトップに出てくるBBCのニュースなんかは事実を淡々と伝えているようでいて
「日本はクジラの聖域で935頭のミンククジラを殺そうとしている」
なんて一文が挿入されていたり、なにげに過激です。やや日本を批判気味?
投稿者 HN未定 : 2006年01月24日 22:41
HN未定さん、こんばんは^^
>死生観の微妙な違い
なるほどです、あるかもしれないですね。
>BBCのニュース
BBCは・・・ね(笑)
別にグリーンピース贔屓というわけではないと思うのですが、イルカや鯨にはうるさそうですね。
二十数頭の座礁したゴンドウを助けたというニュースと、そのちょっと前もテムズ川に迷い込んだ鯨を助けようとしたニュース、日本もヨーロッパも鯨を大事にしていることに違いはないのかなと思います。
ところで、話は変わりますがリンクして頂いていたとは知らず、ありがとうございます。私もリンクさせて頂きたいのですが、まずかったらご連絡くださいm(_ _)m
ではでは^^
投稿者 メド : 2006年01月25日 23:43
リンクして頂いて光栄です。ありがとうございます。
というか黙ってはってゴメンナサイ。
投稿者 HN未定 : 2006年01月27日 17:33
>というか黙ってはってゴメンナサイ。
いえいえ、嬉しいです^^
投稿者 メド : 2006年01月29日 02:01
この件、確かにグリーンピースの活動は過激かもしれませんが、現実的に南極は保護していくべきだと思っています。しかも南極で捕鯨する意味がそんなにないのでは?科学的な調査といっても、殺してまでする調査がよいとは思えないですし。私は、グリーンピースの日本支部の人たちにぜひがんばってほしいです。
投稿者 ひまわり : 2006年07月07日 22:42
どうなんでしょう、データなどを見てしっかりと調べているわけではないのでわかりませんが、クジラのような既に保護されることが世界で協議されている生物にとっては調査を行い、状態を調べることが最も重要かと思います。
しかし、日本の行っている調査捕鯨が正しいのか?という点には確かに疑問点もあります(捕鯨数もミンククジラは今年から2倍近くに増えたみたいですし)。ここらへんはなんだかんだ言って、捕鯨を続けたいという思惑があるのでしょう。
しかし、逆に保護団体の方では、クジラなどよりももっと急を要する生物が沢山いるのではないでしょうか?
そういったまだ世界的に保護されることが決まっておらず、まずはどうなっているかわからないので捕るのを止めようという活動を行うことが環境保護団体として最も力を発揮できる場所ではないかとも思います。
また、殺さなくても調査できるという意味で死骸を置いていったということであれば、調査方法の提案としてあまりにもお粗末であると思います。(まあ、本気ではないでしょうけど)
結局のところ、賛成も反対もあってよい方向に向かって行くと思うので、お互いが納得できる妥協点を模索してゆかなければお互いが主張するだけの今の状態が続くと思います。
南極に行って過激に反対活動するよりも自ら調査・研究を行い、第三者が納得できる主張を行うことが重要なのではないでしょうか。
>現実的に南極は保護していくべきだと思っています。
種によっては必要だと思います。
>しかも南極で捕鯨する意味がそんなにないのでは?
意味がないかどうかはわかりません。しかし資源の少ない日本にとって、また海産物を良く食べる日本人にとって意味がないと言い切ることはできないと思います。
>殺してまでする調査がよいとは思えないですし。
どうしても捕りたいという思惑はあると思います。
0か1の結果を求めても解決は難しい、またどちらも絶対に正しいわけではない、第三者である我々はそれを理解してゆくことが大事だと思います。色々とどちらも叩かれているお話に勇気を持ってコメント頂き、ありがとうございましたm(_ _)m
投稿者 メド : 2006年07月09日 18:14
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