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やはり寄生虫? 目黒寄生虫館に行ってみる

2006年03月11日

以前記事を書いたグリーンネオンの病気の件ですが、やはり寄生虫である可能性が高いようです。腫瘍ができてからも餌の食いは落ちず、特に問題なく泳いではいるのですが以前写真を載せた2箇所以外にも同様の腫瘍というか白い線が見えます。

また、別のグリーンネオン一匹の胸鰭に伝染したようで、この1匹は明らかに異常が見られます。普通にしている時はわからないのですが、時折転覆しそうになります。

伝染が確認されたのもあり、かなり遅いですがこれら2匹は隔離し、手持ちの薬はグリーンFゴールドしかないので、塩かこちらか迷った後グリーンFゴールドを入れました。

二匹目の伝染ですが気がついたのは2日前。胸鰭の部分にくるっと丸まった白い線が付着しているのを見つけました。で、本日見てみたら白い線がなくなり、一匹目同様の半透明な腫瘍になっていました。
転覆が確認できたのは今日。このグリーンネオンの転覆症状は数ヶ月前にも確認しており、転覆症状を見せてから数日後に死んでいます。
今回の白い線が数ヶ月前の原因かどうかわかりません。

いくら見てみても、イカリムシとかエロモナスとか判断できそうもなく、現在私が持っている魚の病気関連の本ではちょっとわからなそう。そんなこんなで参考になれば&本が売ってればという思いから目黒寄生虫館に行ってみることにしました。

この先はかなり気持ち悪い写真がありますので、そういうのに弱い方は見ないほうが良いです。

一枚目の写真をプリントし、目黒の寄生虫館まで散歩がてら小一時間ほど歩いて行ってきました。残念ながら正面入り口の写真も館内の雰囲気がわかる写真もありません。
どうしてかというと・・・結構混んでたんです。若い人が多く、中にはメモを取っている人もいたので学生が研究の参考に使ったりするのかもしれません。
建物は7階建て、そのうち1階と2階が寄生虫館として無料で公開されています。入るとすぐに様々な寄生虫の標本が展示されており、寄生虫の定義、成長の過程などわかりやすく説明されています。

で、本題。
グリーンネオンの寄生虫らしきものに近いものがあるかどうか探してきました・・・しかし見つからず。一番近かったのは有刺顎口虫だったのですが・・・なんせ小さすぎて比較のしようがありません。グリーンネオンの寄生虫らしきものを顕微鏡でも使ってみてみないと判断できそうもないという状態でした。

ということで、折角なので魚関連の寄生虫をいくつか・・・


アニサキス(イルカの胃に寄生したもの)
魚の寄生虫では一番有名でしょうか。生の魚の臓器を食べたりしてこのアニサキスが胃に入ると大変なことに。あまりの痛みに即日病院という話を色んな本で見かけます。
最終宿主はイルカやクジラで、座礁するこれらの動物から寄生虫が見つかるという話をよく読むことがあります。やっぱりたくさん寄生されると辛くて座礁してしまうのかもしれません。

黒点病(Diplostomidae gen.sp)
ちょっとよくわかりません。横川吸虫のようですがちがうようです。皮下に寄生された魚の写真でメタセルカリヤ(幼虫)の状態です。


●チョウモドキ
金魚なんかで有名な「チョウ」がいますが似ていてもこれは別種。エラオ類で近縁ではあるようですが大きさが一回り大きいです。川でイワナなど動きのゆっくりとした魚の表面に寄生。泳ぐこともできて他の魚に移り住む。


●サヨリヤドリムシ
ワラジムシ類の寄生虫でサヨリの鰓に寄生する。ワラジムシ類ではマダイの口の中に寄生するタイノエなども。そういえば以前水生生物ニュースに投稿のあったこんなニュースもありましたね。

寄生虫館に行って結局グリーンネオンの寄生虫を特定することはできなかったのですが、非常に面白かったです。行って暫くは気持ち悪いですが30分もいれば慣れてくるでしょう。
私は気がついたら1時間半もいました。最後に色々な寄生虫の本を閲覧できるところでよい本を見つけ、しかも売店で売っていたので購入してきました。

魚介類に寄生する生物
著:長澤和也 成山堂書店
まだ余り読んでいないので感想はなし。でも気になるところだけ飛ばし読みしちゃいました。で、熱帯魚などの観賞魚に関する寄生虫の研究はあまり行われていないのが現実らしい。水産関連の魚がやっぱり重要ですもんね。

気になる本も手に入れましたし、目一杯楽しませてもらったので、お釣りは寄付(といっても数百円ですけど・・・)。入館料は無料だけど維持はきっと大変でしょうしね。

さ~、これから本読むぞ!!



投稿者 ketumedo : 2006年03月11日 23:53

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コメント

ぱっと見、引きますね。^^ゞ
でも、勉強になります。
ありがとうございます。^^

投稿者 しゅうそく : 2006年03月13日 21:21

しゅうそくさんもぜひぜひ^^
入ってすぐはちょっと・・・ですが、説明を読んでると興味がムクムクと沸いてくるかと思います。
でも・・・水槽に手を入れるのがちょっと恐くなったりして^^;(基本は食べなければ大丈夫、水生生物で経口以外の寄生はあまりないです)

投稿者 メド : 2006年03月14日 01:30

はじめまして、実はボクも一番上の写真とおなじような虫が
およいでまして・・・。せっかくブログもやってたので、
ブログに来てくれている方々に聞いてみようと思ったのですが、
なにしろ写真がなくて・・・、網でとるので一生懸命だったので
撮るの忘れてました。。
なので写真をお譲りいただけないでしょうか?迷惑でしたらすみません、
だめでしたらせめてコイツの名前だけでも教えてもらうと幸いです、
よろしくお願いします!。

投稿者 ニア : 2008年02月09日 13:20

返信遅くなって申し訳ございませんm(_ _)m
写真の方は転載であることを記載していただければ自由に使っていただいて構いません。
名前ですが・・・残念ながら分かりませんでした。寄生虫や病気の書籍をいくつかあたりましたが、該当するものが見つからない状態です。病気も寄生虫もですが基本的には漁業に影響があるものが研究されていて観賞魚などはまだまだな状態のようです。残念ですね。

この記事以降の対策ですが、水槽のこまめな換水以外は特に行っていません。再発もないようなので、まずは水を綺麗に保つこと、魚に適度な栄養をつけることで抵抗力をつけることで解消すると思います。

ところで、ニアさんの水槽にいたという生物はもしかしたらこの記事のものではなくて水ミミズの可能性も・・・

投稿者 メド : 2008年02月11日 16:28

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