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フォーカスロックで焦点距離を固定する (水槽撮影方法3)

2006年05月07日

一眼レフカメラを使ってみてコンパクトカメラを使った撮影とどこが一番差があったかと考えるとオートフォーカス機能(ピントを自動で合わせる機能)の性能差が一番大きいように思える。

いろんなコンパクトカメラを使っていたわけではないので一概には言い切れませんが、私が使っていたIXYは動くものに対してオートフォーカスしようとするとピントが行ったり来たりしてなかなか焦点が定まらないことがよくありました。

一眼レフはオートフォーカスを使った場合、ピントが合うまでの時間がコンパクトカメラに比べて圧倒的に早いです。また、なんといってもフォーカスを手動で合わせることができるというのもコンパクトにはない利点です。

○オートフォーカスを使うって?
コンパクトカメラに限らず、オートフォーカスを使用して撮影をする場合、実際に写真を撮れるまで下記のステップがあります。
1.シャッターボタンを押す
2.カメラが被写体に対し、ピントを合わせる
3.シャッターを切る。

ネックは前述したとおり、2番のピントを合わせるというステップで、ここに時間がかかってしまうと魚が別のところに泳いでいってしまい、シャッターが切れる頃にはもういない・・・なんてことになってしまいます。

では、コンパクトカメラでこのフォーカス問題をどうすれば解決できるのか?
それをある程度解決してくれるのが「フォーカスロック」という撮り方なのです。

フォーカスロックなんてカタカナ文字を読んでしまうと難しいのか!?と思ってしまうかもしれませんが、何のことはない、単純な撮り方で、
あらかじめある程度の距離に焦点距離をあわせておいて、そこにきた魚を撮る
というもの。一眼レフで手動で焦点を合わせるのと似ています。

やり方は下記のとおり

1.上の図のように、動かないもの(たとえば水草や珊瑚など)を狙ってシャッターボタンを半押しする。
2.ピントが合うと合焦の合図がでる。
3.シャッターボタンを半押ししたまま、魚の来そうな場所に移動する。
4.魚が丁度焦点を合わせた距離に来たらシャッターボタンを最後まで押し込む。

こうすることで、泳いでいる魚にピントを合わせるというステップを除いて「シャッターボタンを押す→すぐにシャッターが切れる」。となるわけです。

また、4番でシャッターボタンを押し込んだ後にシャッターボタンを半押しまでしか戻さないと、フォーカスロックの状態がシャッターを切った後も続きます。これでその距離に居る魚を何度もピントを合わせるといったステップ抜きに連続撮影が可能となるのです。

これだけ聞くと凄く使えると思えますが・・・残念ながら万能ではありません。
というのもフォーカスロックした後、何の目安もない場所で魚を待ちながら撮影しているとどうしても距離感がわからなくなり、ピントが合っていない写真を量産してしまうからです。また、マクロ撮影になると焦点の合う距離は更に狭くなりフォーカスロックによる撮影も難しくなります。

ということで慣れるしかない。としか言いようがありません。ただ、非常に便利な機能であることは確かなのでコンパクトカメラで水槽撮影を行うのならぜひとも会得しておきたい撮り方。
難しいですが何度も練習して体と目に憶えこませましょう。

■コンパクトデジタルカメラ編
0.水槽(熱帯魚や海水魚、金魚)・水族館での写真撮影
1.手ブレを防ぐための基本と工夫
2.露出補正を使いこなす
3.フォーカスロックって何?
4.被写体ブレを少なくするための工夫 ISOの設定
5.水槽表面への写りこみを防ぐための工夫
6.基本は水平撮影
7.水槽のお掃除は大事
■おまけ
おまけ1.その他撮影失敗から学ぶ
おまけ2.管理人の撮影記
おまけ3.減色図鑑 ギャラリー
おまけ4.アクアリウム★フォトグラフ



投稿者 ketumedo : 2006年05月07日 21:58

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